妊娠高血圧症候群って、たまに聞くけどどんな病気?
どんな人がなるの?
治療法はあるの?予防策はあるの?
やっぱり聞いたことがない病気は、不安になってしまうもの!
少しでも知識を持って、病気に備えたいですね!
では実際に、どんな病気なんでしょうか?
妊娠高血圧症候群とは?

妊娠20週から産後12週までに、高血圧を発症したら妊娠高血圧症候群と診断されます!
更に、高血圧のみなら妊娠高血圧症、
高血圧とタンパク尿の場合は、妊娠高血圧腎症となります!
この病気は、妊婦さん約20人に1人の割合で起こるそうです!
妊娠32週以降に発症することが多いようですが、早発型といい妊娠32週未満で発症した場合、重症化しやすく注意が必要です!
重症になるとママには血圧上昇、タンパク尿に加えけいれん発作や脳出血、臓器の機能障害、肝機能障害に血小板減少や溶血を伴う、HELLP症候群等を引き起こすことがあるようです!
また赤ちゃんの発育が悪くなり、胎盤が子宮の壁からはがれて赤ちゃんに酸素が届かなくなることで最悪、赤ちゃんが亡くなってしまうことがあるなど、
妊娠高血圧症候群では、ママと赤ちゃん共に大変危険な状態となることがあるので注意が必要です!
どういう人が、なりやすいの?

糖尿病、高血圧、腎臓の持病持ちや肥満、40歳、ご家族に高血圧の人がいる、初めてのお産や、以前に既に妊娠高血圧症候群になったことがある妊婦さんは、妊娠高血圧症候群になる可能性があります!
あくまで可能性であり、断定はできないそうです!
各研究所で今尚、調べているようですが、解明されていないのも事実のようです!
ただ最近の研究では、ママから赤ちゃんに酸素や栄養を補給する、胎盤が上手く作られないことで、いろんな物質が作られ全身の血管を通じて作用し、病気を引き起こすのではないかと言われています。
妊娠高血圧症候群の、治療法はあるの?
治療法は入院して安静にすることがメインで、けいれん予防のためや、重症の高血圧に対してお薬を用いることがありますが、そもそものこの病気を治す方法は解明されていないそうです・・・
ただ降圧剤は急激に血圧を下げる為、時に赤ちゃんの状態を悪くすることから医師が慎重に使用するようです!
ただ、現段階で明らかになっているのは出産が一番の治療であり、通常出産後はママの症状は急速に良くなっているそうです!
妊娠高血圧症候群の、予防法はあるの?
実はこの病気の早期発見や、病気を予防できないか様々な方法が試されたようですが、未だ確立されたものはないそうです・・・
一つだけ言えるのは、掛かり付けの医師にてちゃんと受診し、適切な周産期管理を受けることが最も大切なことです。
最後まで読んでくださってありがとうございます^^
今日も笑顔が一つ増えますように^^