生まれた時の体重が2,500g未満の新生児のことをいいます。
その中でも1,500g未満の赤ちゃんを極低出生体重児、1,000g未満の赤ちゃんを超低出生体重児と呼ぶようです!
一般的に言われる「未熟児」という言い方では誤解を生むことが多いため、出生体重という分類から分けられたものです。
低出生体重児の多くは早産で生まれた新生児ですが、中には妊娠期間は十分なのに低体重の新生児もいるようです。
年々出生の数は減っていますが、低出生体重児の割合は増加しています!
全体の出生数に占める、低出生体重児の割合は約1割弱とされています(厚生労働省調べ)。
パッと読むための目次
低出生体重児の原因は?

低出生体重児として産まれる原因は、様々な理由がありますが、その大半はママの体質や妊娠中の生活習慣が影響しているとの報告があります。
主に、妊娠中の喫煙や飲酒、過度のダイエット、他には歯周病もあります。
赤ちゃんは、へその緒を通してママから栄養や酸素をもらっています。
ママが喫煙や飲酒をすると、体の血管が収縮して赤ちゃんに十分な血液が送られなくなり、赤ちゃんは栄養不足になってしまいます。
喫煙は低酸素状態になり、脳の発育に影響が出る場合があるので特に注意が必要です!
また、過度のダイエットはお腹の中の赤ちゃんへの栄養が行き届かないなど、必要な栄養を摂取できなくなる為、合わせて気を付けましょう!
妊娠中は、つわりなどで歯磨きがしづらかったりするものです。それが原因で虫歯ができやすい為、歯周病も引き起こしやすくなってしまいます。
この歯周病菌が血管を通して全身を回り、胎盤を通じて赤ちゃんにも届いて成長を妨げてしまうとされています。
低出生体重児の障害のリスクは?

在胎週数35~37週未満の低体重児は、発達等は通常の新生児とほとんど変わらないと言われています。
ただし、体の機能が完全にでき上がる前に産まれてしまうと、普通の新生児に比べて注意欠如多動性障害、学習障害、聴力障害などになりやすい傾向があると言われています。
低出生体重児のまとめ
低出生体重児の原因の多くは、ママの生活環境を改善していくことで解決できるものばかりです^^
もちろん、タバコを止める、お酒を控えるなどは、簡単にはできません・・・
また、止めたことが原因でストレスになり、別の問題も出てくるケースもあります。
タバコの本数を少しずつでも減らす、お酒の量も減らすなど、出来ることから改善していきましょう^^
また、ダイエットも控えるように心掛けましょう!
赤ちゃんが胎内にいる間は特に体重の増加が激しいものです。
それは、大切な赤ちゃんへの栄養を送るためでもあります^^
ダイエットをしてしまうことで、栄養が摂取できないケースも多々あります・・・
どうしても、気になるようであれば、マタニティヨガなどで、体質改善や体重管理をしてみてはどうでしょうか?^^
※マタニティヨガについてはこちらの記事をご覧ください^^
>>マタニティヨガって何?