産まれたばかりの赤ちゃんに、よく出る症状の一つに「新生児黄疸」があります!
赤ちゃんの皮膚などが黄色くなる現象で、ほとんどの赤ちゃんに現れるけど、初めて子どもを産むママは何かの病気?
って、不安になりますよね?
「新生児黄疸の原因や、症状ってどんなの?」
「治療法ってあるの?」
って、質問も頂きます・・・^^;
パッと読むための目次
新生児黄疸の原因って何?
「黄疸」とは、赤ちゃんの体内でビリルビンという物質が増加して起こる現象です。
ビリルビンは黄色い色素がある為、血液中で過剰に増えると肌や粘膜が、黄色く見えるようになったりするんです!
普通は肝臓で処理されるので、過剰に増えることはありません。
ただ、新生児の血液には赤血球がたくさん含まれているので、
出産直後は、大量の赤血球が徐々に分解されて、ビリルビンが一時的に増加してしまいます。
その際、新生児期はまだ肝臓の働きが十分ではないので、ビリルビンを処理できず「新生児黄疸」として現れます。
また「新生児黄疸」は新生児の90%以上に現れる生理現象なので、基本的に問題ありません!
また大体、1~2週間もすれば自然と消えていくので大丈夫です^^
それでもごく稀に、消えない赤ちゃんもいる為、その場合は医師にご相談ください!
新生児黄疸の治療法は?
「新生児黄疸」は、基本的に治療は必要ありません。
但し、病的黄疸の可能性があり、血液中のビリルビンの値が15mg/dlを超える場合には、
核黄疸の恐れもあるので、ビリルビン値を下げる治療が行われます。
光にあたると、血液中のビリルビンの濃度が減少することは分かっている為、まず光療法が行われます!
青い光を当てて、ビリルビンの値を下げます!
大体24時間後、採血で値を確認して、問題なければ治療終了です。
値の下がりが悪い場合は、もう12~24時間ぐらい延長して様子を見たりすることもあります。
ほぼ、こういう治療を受けないといけなくなることはないので、不安になる必要はあまりないと思います^^;
どうしても心配な時は、しっかり医師に相談することをおススメします。
最後まで読んでくださってありがとうございます^^
今日も笑顔が一つ増えますように^^