よく耳にするNICUってどんな施設?
費用はどれくらい?
GCUとの違いは何?
パッと読むための目次
NICUとGCUの違いって何?

NICUとは、Neonatal Intensive Care Unitの略語です!
新生児特定集中治療室といい早産児や低出生体重児、または何らかの疾患のある新生児を集中的に管理・治療する部門をいいます。
[deco_bg image=”paper2″ width=”600″]厚生労働省が定めたNICUの施設基準は、医師が24時間治療室内に勤務していること。
当直医は他病棟との兼任をしてはならない。
1床あたりの床面積が7平方メートル以上であること。
バイオクリーンルームであること。[/deco_bg]
これらの基準からNICUを有する病院には、産科と小児科とは別に独立した新生児科が設置されていることが多いみたいです。
ちなみにGCUとは、Growing Care Unitの略語です。
回復治療室といいます。
NICUでの治療を受け、低出生体重から脱して、安定した状態になった新生児が引き続きケアを受ける治療室をGCUといいます。
※低出生体重についてはこちらの記事をご覧ください^^
>>低出生体重児とは?
NICUでの入院費用は?

NICUの入院費用は、養育医療給付金を申請してあれば、おむつや容器代などの費用のみで済みます!
24時間体制の医療を受け、数多くの検査、手術や様々な処置が施されて小さな赤ちゃんの命を守ってくれるのがNICUです!
もし養育医療給付金を申請せずに、通常の保険のみでまかなおうものなら、いくら3割負担で済むといっても、そもそも数百万はかかる費用なので物凄い入院費になってしまいます・・・;_;
また退院してからでは申請できないので、必ず医師なり看護師さんから説明があるので、その直後に書類を集めたら早めに申請を行うことをおススメします!
参考までに、交付までは1ヶ月程度がかかります。