hCGは「Human chorionic gonadotropin」の略称で、ホルモンの一種です^^
じゃあ、hCGって体にどんな影響があるの?
パッと読むための目次
hCGの働きって?

妊娠した際に、受精卵の表面から分泌されます。
hCGが卵巣に働きかけ、妊娠を維持するのに不可欠な黄体ホルモンの分泌を促します。
つまり、妊娠をサポートする役目ともなるホルモンが「hCG」です^^
hCG注射は何?
hCG注射は、体内に注入することで、プロゲステロンの分泌を促します。
黄体機能不全で、このプロゲステロンの分泌に異常があり妊娠できない場合も、人工的に分泌を促すことで、妊娠しやすくなるケースもあります。
また、受精をし、着床まで進んでも、黄体ホルモンの分泌量が少ないと、子宮内膜が剥がれやすくなるので、hCG注射が必要な場合があります。
hCG注射の副作用が怖い・・・

hCG注射は不妊治療の一つですが、副作用には注意する必要があります。
その一つに「卵巣過剰刺激症候群(OHSS)」がありますが、注意が必要です。
これは、過剰に卵胞が刺激され卵巣が肥大してしまうものです。
症状としては、腰痛、吐き気、尿の減少や腹水、胸水といった深刻なケースもあります。
万が一このような症状が出た場合は、早急に投与を中止して、経過を見ながら安静にする必要があります。
妊娠検査薬が反応?喜びは束の間・・・原因はhCG注射?

不妊治療で利用するhCG注射ですが、注意が必要です。
妊娠検査薬は着床後にhCGの分泌量によって、反応し陽性か陰性かを診断します。
その際に、妊娠をしていなくても、陽性反応が出る場合があります。
もし、あなたが妊活をする時にhCG注射を使用している場合は、治療後1~2週間程度時間を空けてから妊娠検査薬を使用するようにしましょう!
最後まで読んでくださってありがとうございます^^
今日も笑顔が一つ増えますように^^